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出版したら「納本」しよう!



国立国会図書館法(昭和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられています。



本を出版された方でも、聞いたことがあまりないかもしれない「納本」

”義務”であり法で定められているものなのですが、きちんと納本されていますか?


出版社を通して出版された方でしたら、出版社から取次店を通して納本をされているはずですので、確認してみてください。

出版社を通さず自費出版された方は、少しの手間で完了します。自分の作品が永く保管され、出版した記念となりますのでぜひ納本しましょう^-^



■納本の目的

国民共有の文化的資産として保存し、広く利用に供するため、また、日本国民の知的活動の記録として後世に伝えていくためです。


■納本するとどうなるのか

国立国会図書館に納本すると、その書誌データが「全国書誌」として国立国会図書館オンライン等で検索できるようになります。また、図書館資料として広く利用されるとともに、国民共有の文化的資産として永く保存され、日本国民の知的活動の記録として後世に継承されます。

納本すれば、あなたの著作物が後世に継承されていきます!!^-^

本来は「永久保存」なのですが、日本では「永く保存され」とされていますね。


とはいえ、気持ちと時間を込めて出版した本ですから、あなたの名前や作品が永く保存され続けるというのは嬉しいですね。



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それでは納品の方法を詳しく説明いたします!


方法としては、下記住所へ郵送かもしくは直接持参するかの2つのルートがあります。


■送り先・来館先

国立国会図書館 収集書誌部 国内資料課〔民間出版物〕 収集第一係

〒100-8924 東京都千代田区永田町1-10-1 ※受付時間:月~金曜日(祝日・年末年始を除く)9時~17時45分

電話:03(3581)2331(代表)(内線:24611) FAX:03(3504)1569


■必要部数

必要な部数は1部でも良いです。

ですが2部を納本すると、東京本館と2部目を関西館で所蔵されます。



■いつまでに納めないといけないの? 発行の日から30日以内に納めなければならないと定められていますので、ご注意ください! ■どんなものを納めなければならないのか?

原則として、頒布を目的として発行されたすべての出版物です。

図書、雑誌・新聞だけでなく、CD、DVD、ブルーレイ、レコード、楽譜、地図なども対象となります。

ただし、手帳、カレンダーなどの簡易な出版物は納本の対象とはなりません。 ======================================== このように、郵送でも持参でも受付けてくれるので意外と簡単に納本をすることがでます。

永く保管され、多くの方に公開されます。


せっかく納本をするのでしたら、状態が一番良好なモノを納本しましょう^-^




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