皆さん、「電子書籍」という言葉をきかれたことはございますか?
実は、今の社会において、皆さんそれと知らずに目にしているんです。
家電製品の使い方をWEBサイトで検索していると、表示されるPDFの取扱説明書。
スマホやタブレットで、「コミックシーモア」や「BOOK☆WALKER」などで、読める漫画。
それらも電子書籍です。
電子書籍は成長市場
電子書籍ビジネス調査報告書2021によると、今後、2025年度には6700億円を超える市場に成長する(注1)と予測されます。 弊社が拠点を置くいわゆる「地方」では、人口減少に伴い本屋がなく、ドキュメンタリーで専門的な本に出会うことが難しくなっています。 電子書籍なら、Amazonや楽天(ECサイト)や自社HPなどでの販売も可能で、ご自身のファンサイトや顧客に対してダイレクトに販売することができます。 また嵩張る・重い・加齢により字が読めないなどの紙の書籍ならではの問題も解消します。 世界を取り巻くスタグフレーションの様相の中で、加速度的に進む少子高齢化の時代。そのような時代に電子書籍は新たな出版のスタンダードとなります。 注1)https://research.impress.co.jp/report/list/ebook/501228
私の住む養父市大屋町は、信号機は1つ、隣町へ抜ける道は2つしかない、山間の集落です。
そして、本屋さんもありません。
それどころか、北近畿全域の本屋に足を運び調べたところ、購入できる本はいわゆる”売れる本”。
つまり、週刊誌・メジャー雑誌・著名作家の書籍などで、専門的な実用書やメジャーではない作家の書籍などは、2・3時間かけ都会の大型書店まで行かなければ、手にすることはできません。
自分の好きな作家の本なら、中身はお楽しみで注文をすればよいですが、参考書や実用書はどうでしょう。
実用書は、自分が知りたいことが載っているのか、自分にとってわかりやすいかなど、編集のされ方がとても重要です。手に取らなければ、わからないのです。
そして、これから出版したいと考える、作家さんにとってはどうでしょう。
高い経費をかけても地元では手に入らないのです。
このような町は、今後、ますます増えていきます。
そこで、電子書籍に目を付けました。
これから、出版したいと考える人と、まだ見ぬ読者をつなげる仕事。
それが「電子出版」です。
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